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２０２０年は筆を休め、自身の理想について構想する機会としました。

この時に長らく憧れていたドールを迎え、

改めてドールの完璧な造形と人間離れの美しさに心を奪われました。

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この頃に、“凛” と “華” やかな “荘厳” さと “美麗” の

「凛華荘麗」という制作の根幹が生まれました。

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生きると死ぬの概念が存在しないドールの世界。

全ての造形は完璧なのに“魂”だけが曖昧なドール。

そのことの、なんと不安定で魅力的なことか。

私の創作には、「ドール」の他にも「悪魔」「吸血鬼」が登場しますが、

それらの関係は、“永遠の美と魂” という点において強く共通しているのかもしれません。

彼らは、私の理想とする「凛華荘麗」な存在です。

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２０２１年は、油絵の表現に憧れ、

デジタルでも重厚さや神秘性を表現できないかということに挑戦しました。